金沢への旅のこと 1
はじめての金沢へ
2017年2月の 旅のこと
2017年2月長く勤めた会社を辞めて
時間はあるけれど、この後に予定している約1ヶ月間のモロッコ旅
どこか行きたいけれど節約もしなきゃ
冬の金沢いきたいな...
いろいろ調べていたら夜行バスが激安!
以前金沢リサーチしていてチェックしていた宿が
ウインターセールしていてとても安くなっている...
よし、きめた、金沢へ行こう!
ということで
日程 夜行バスでの往復+2泊3日の宿泊
*金沢でまるまる3日間朝から晩まで過ごせるスケジュール
道のり 新宿バスタ⇔金沢駅 夜行バスにて
1日目
新宿バスタより夜行バスに乗る
22時45分発の便
4列シートに乗るのは20代以来かもしれない...
移動手段に夜行バスを選択しても「3列独立」とか「女性専用車」とか値段が高くても快適に行けることを選択していたから。ただ、今回の裏テーマの1つはいかにコストをおさえるか
往復の費用 往復で5640円
(行き2600円 帰り3040円 *土曜出発の便だったため)
バス種類 4列スタンダードシート
*ただし隣のシートは必ず女性になるように調整してくれる
前回の「バスに置いて行かれる事件」をふまえ、余裕をもってバスタに到着
22時を過ぎているのに新宿バスタは人が溢れていて座る場所も無いほど...
目的のバスは定時に到着しのりこむ
席は窓際、通路側が良かったな...
足を通路側に逃がせるし、気兼ねせず通路に出たりできるから、
ひとり旅の時の乗り物系は通路側を選択するようにしているのです
(もちろん今回の格安夜行バスは席の選択はできませんでした。)
ひしぶりの4列シートの感想はというと
「きつかったーー」
知らない人が隣に密着、窓際で動けない、
バスが動き出すとすぐ消灯(まだ23時なんですけど...)本を読んだりができない
わたし乗り物で眠れない
(飛行機、電車あらゆる乗り物でなかなか寝つけない、
旅好きには残念な体質なのです...
どこでもかしこでもすぐ眠れる人に憧れと尊敬の念を抱いてます。)
狭いシートで何度も寝返りをうち、ひたすらiphoneでノラジョーンズをリピートしてました
お隣の方ずっともぞもぞしていてごめんなさい
とはいえこの値段です
もちろん想定内です!北陸新幹線の片道料金14000円ですからね
途中2回ほどのトイレ休憩をはさみ、夜の路をバスは金沢に向かいます。
2日目
金沢駅西口に到着
7時30分(ほぼ予定通りでした)
まず向かったのはめるつばう
朝ご飯を食べにきました。
市内の路線バスに乗り金沢駅から10分弱、めるつばうに8時ころ到着
火〜金は朝の7時半から(早朝到着組にはありがたい)
こちらの名物「朝カレー」をいただきます
朝からイブクロ元気です!眠れてないけれど!
これに珈琲もついて650円
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17009259/
アットホームな店内は、近所の人や通勤前のOLさんとか通学前の学生さんが、
朝ごはんを食べにきて挨拶交わしたりや雑談したりしていました
オリジナルのカレーTシャツも売ってたり
カレーを食べたら、めるつばうに入る前、まえを通って気になっていた神社に向かいました
(ここ友達がおすすめしてくれていた神社だったと後から気がつきました!)
尾山神社
通ったときに気になっていたのはこの印象的な「神門」でした
神門にステンドグラスが使われているのです
オランダ人ホルトマンの設計により、1874年に建てられたもの
今では斬新と評されるこの神門も創建時は「醜悪」といわれて不評だったそう...
*夜はライトアップをされステンドグラスの色がよりいっそう美しく映えるようです
雨が降り出しましたが、傘もささずおおきなリュックを背負ってしばらく境内を歩き、
そのあと、21世紀美術館に歩いて向かいます
尾山神社から21世紀美術館は歩いて4分ほど。
(朝カレーの「めるつばう」の選択、もちろんこの位置関係も考慮してましたよ!)
交流ゾーンには9時から入れます
早朝到着の夜行バス組は朝ご飯をゆっくり食べてから来ればちょうど館内に入れます
展示ゾーンのオープンは10時
それまでは大きな荷物をロッカーに入れて(無料)、
「SANAA」によるラビットチェアに座ってみたり、写真を撮ったりと交流ゾーンを散策
21世紀美術館に来るなら平日の朝一番がぜったいおすすめ
9時過ぎには館内に入って、
人のほとんど居ないなか写真を撮ったりのんびりしたりできました
2月の平日とはいえ、お昼近くにはどんどん人が増え始め展示ゾーンも込み合ってきました
(混雑した美術館て苦手です...)
10時になるとすぐに共通券を購入し、まずは目的の1つでもあったトーマスルフ展へ
まだまだ人が少ない時間で、
ゾーンによっては貸し切り状態で展示を心ゆくまで楽しむことができました
常に新しいテーマや写真表現にチャレンジし続けるドイツ人写真家トーマス・ルフの作品は美しい
ほんとうに素晴らしかった!
それから、常設展示やもう一つの期間展示「工芸とデザインの境目」などをまわりました
パトリック・ブラン 緑の橋
雨のためちかくにいけず
21世紀美術館ではとても有名な常設作品ですね
地下からはプールの中へ潜り込むことができます
ここはいつも人が並んでいました
とにかく怒濤のようにアート作品に触れ、13時
朝カレーはどこへやらお腹ぺこぺこになり、館内のカフェレストランFusion21へ
パレットの形をした白いお皿に絵の具を乗せるように料理を盛りつけることができます
楽しくなって絵の具をまき散らすように夢中で盛りつけていたら、
セットのパスタの存在をすっかり忘れていて、もーーお腹はパンパンでした...
加賀野菜や地元食材を取り入れたビュッフェ式で、
全面ガラスの店内から外の展示物を眺めながら食事ができて、
ミュージアムレストランならではの気持ちのよいランチでした
このあとミュージュアムショップをのぞいたりして、
ロッカーから荷物をとりだし、予約した宿に歩いて向かうことにしました
つづく