金沢への旅のこと 3
「金沢への旅のこと 1・2」のつづき
3日目
金沢は2日目
きょうも朝早くから、旅の目的の1つだった「兼六園」に向かいます
どんよりとした薄いグレーの空と澄んでキリリ冷えた空気
おびえて雪だるまみたいに着膨れしてきたので寒さ対策はバッチリです
ところで今回の旅のシューズにTHE NORTH FACE のヌプシを選んだのは大正解でした
暖かいし、雪が降っても雨が降っても大丈夫だし
脱ぎ履きしやすいし
旅の靴選びって重要ですよね!
旅のあいだ、このアーチを何度もくぐりました
宿から歩いて10分ちょっと、朝の8時過ぎに兼六園に到着
10月〜2月は朝の8時から開園 3月からは朝7時から
園の中を1時間くらいかけてゆっくり散策しました
開園直後は、外国人の旅行者3組程度しかいなくてのんびりできましたが、
9時過ぎると団体客などどんどん人が増えてきました
(やはり、ここも平日の開園時間をねらっての訪問がぜったいおすすめです!)
凍える朝も池を整える風景 ありがとうございます
途中、雪が舞いはじめぐっと景色がかわりました
この日、雪は雨にかわったり止んだりして
夜は通して降りつづけて翌朝は街を白くかえました
朝の兼六園はとても気持ちよかった
日本庭園の美しさ、
この季節ならではのしんとんた静謐な色合いに頬を冷やしながら浸りました
いったん宿にもどり
1階のHUM & GOでコーヒー注文ししばらく読書をしたりiPhoneで調べものをしたり
朝ご飯を食べていないわたしはお腹が空いてきたので
ハッチのスタッフの女の子から傘を借りて
(それまではコートのフードだけで雪と雨をしのいでおりました …
ちなみに普段の日常でもビニール傘は極力買わずに、急な雨には濡れる派です
使わないビニール傘が部屋の玄関に増えるのも、簡単にものを使い捨てるのも苦手です)
ついでにおすすめのお寿司屋さんを教えてもらい
でかけました
*前日などに注文をしておけば、奥のダイニングで北陸の食材を活かしたちょっと贅沢な和朝食もいただけるようです。
宿から歩いて10分もしないで
近江町市場へ
290年の歴史、金沢の台所
市場の中にお寿司屋さんは何件かありましたが
宿でおすすめしてもらった近江町市場寿しへ
お昼ご飯には少し早い11時でしたが店内は常にほぼ満席状態
ハッチの女の子が「わたしはここのあら汁が好きです」と言っていたので
あら汁付きのにしました
日本酒を頼みたかったけどがまん
旬の甘えびが美味しかったー!つよめに推してるようだったのどぐろは普通だったかな...
(写真見ていたらお寿司が食べたくなっちゃった)
こういったひっきりなしにお客さんが入ってくる(観光地的な場所にある)飲食店で
フロアをしきっているおばちゃんの店のまわしっぷりってすごいよなあ
と、関心しつつ…
入り口近くのカウンターでひとりお寿司をつまみました
となりに座ったのもひとり旅らしき女子でした
午後は金沢の路地を散策しつつ
寺島蔵人邸と
柳宗理記念デザイン研究所へ
金沢の町は写真を撮りたくなる味わいのある建物が多い
瓦屋根とクリスタル
通りを入ったところでみつけた建物
ストライプに張られたモザイクタイル、
磨り硝子や窓の格子のデザインとか入り口に備えられた照明、とてもかっこいい
つかわれてなくて窓硝子も割れたりしている
取り壊されたりせずに再生してまたつかわれてほしいな!(心から)
寺島蔵人邸
庭の池は水の無い枯れ池
これが由来となって、乾いた泉「乾泉」と名付けられているそう
トウダンツツジが開花している頃の庭が素晴らしいようなのでまた来たいな
金沢で唯一解放している武家屋敷とのこと
柳宗理記念デザイン研究所
柳宗理が金沢の人だったとは知らなかったのです
わたしは2つの鍋とレードル等のキッチンツール系、カトラリー類を長く愛用しています
ここでは展示されているすべてのものを手に取ったりして使い勝手をイメージすることができます
やかんが欲しくなっちゃった
1953年に発売された頃の原型のデザインが好み
夕方になるとしっかり雪になってつもりはじめました
夜ごはん小さな定食屋に
カキフライ定食が870円
それに地酒の熱燗をつけました
じわもんや
https://tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17006569/
写真撮るのは忘れちゃったけど
こことってもよかったです!
とっても普通の定食屋だけれど、
定番の定食メニューのサバの味噌煮とか唐揚げとかは650円くらい(ありがたい!)
牡蠣フライは季節限定だったからこちらにしましたが、定番ものも美味しそうだったな
近所にほしい定食屋さん
あしたは金沢の旅、最終日です
つづく